2021/01/04

ジビエの国内産地おすすめTOP3とジビエのお店をご紹介!

鳥獣被害が年々話題になる一方で、なかなかジビエとしての活用が話題にならないのはさみしいものです。今回はジビエの産地やその中でおすすめのお店を紹介します。

ジビエは季節によって販売できるものや、料理がかわるため、お店情報は直接お問い合わせください。

 

■ヒダカラのジビエの取組はコチラ

飛騨ジビエ

ジビエ産業No.1 北海道の大自然の恵み

北海道は鹿を中心に野生鳥獣がたくさん生息しており、ジビエの利用量は都道府県別でダントツで多いジビエの宝庫です!農林水産省が鳥獣の食肉処理施設に実施した調査によると、2019年度の北海道のジビエ販売実績は12億4100万円!

そのうちの11億円以上が鹿肉としての販売となっています。

北海道ジビエの魅力
広大な土地を持ち、エゾシカやヒグマ、キジといった狩猟対象の鳥獣が生息する北海道は、ジビエ食材の宝庫! 北海道の大自然の中でのびのびと育った鹿肉はお肉がしっかりとしまっていて旨味が凝縮しているのが特徴です。 新鮮かつ丁寧に処理されたジビエは、臭みも少なく食べやすいものも多いので、苦手な方でもおいしく食べられます。

データ参照:農林水産省 平成30年度野生鳥獣資源利用実態調査

北海道でおすすめのジビエのお店

tabibitoキッチン

参照:tabibitoキッチンさんのwebサイト

札幌で鹿肉料理メニューが多数あるtabibitoキッチンさん。
食肉加工資格を持つ北海道大空町のハンターから直接ジビエを仕入れているそうで、臭みもクセも少ない柔らかい希少で良質なジビエが揃っています。
熊肉や鹿肉が絶品なのは一流のハンターがいるからこその味!

tabibitoキッチン

シェゴー

参照:シェゴーさんのFacebook

札幌に店を構えるフレンチビストロレストラン。
シャルキュトリー、ジビエ、美味しい肉料理と自然派ワインを楽しむことができる人気のお店です。
エゾシカやカモはもちろんのこと、ウズラやライチョウなど日本では狩猟鳥獣ではなかったり、 捕獲して良くても実際出会うチャンスが滅多にないジビエ肉も比較的リーズナブルなお値段で楽しむことができます。

french gaucher

 

神戸牛だけじゃない!ぼたん鍋発祥の兵庫県

兵庫県にあまりジビエのイメージはないかもしれませんが、ジビエ販売実績は北海道に続いて2番目に多い7億7000万円!

そしてその大半はイノシシ肉によるものです。
その理由はなんと言ってもイノシシ肉を使った「ぼたん鍋」。

「ぼたん鍋」は猪肉を白菜、ごぼう、人参、茸などの野菜などと一緒に煮込む鍋料理で、兵庫県丹波篠山地方の郷土料理です。

兵庫ジビエの魅力
全国的にはイノシシの数はシカ同様、近年かなり増えています。 日本では静岡県伊豆の天城山、岐阜県の群上と兵庫県の丹波篠山が日本の三大名産地として有名です。中でも丹波篠山の猪は豊富な山の幸をたっぷり食べて野山を駆け回って元気に成長しているので、良質の猪肉として知られています。丹波篠山地方では毎年11月中旬になると猪猟が解禁され、翌年2月中旬まで猟が行われます。猟師が仕留めた猪はすぐに地元の料理店や旅館に卸され、天然の猪鍋料理が提供されています。

兵庫県でおすすめのジビエのお店

近又

参照:近又さんwebサイト

歴史と伝統を大切にした老舗料理旅館「近又(きんまた)」さんは「ぼたん鍋」発祥のお店!
創業400年の老舗料理旅館で昭和54年には浩宮殿下もご宿泊された名旅館です。

甘辛い少し濃い目の味噌の味噌鍋なのが特徴。甘辛いスープに、脂の乗った丹波のイノシシ肉が絶妙に合い、箸がどんどん進みます。
さらに山椒をかけて食べると味に深みが出て、また違ったおいしさを味わうこともできるそうです。

近又

いわや

参照:いわやさんwebサイト

大自然に囲まれた茅葺き屋根のお店で、猪肉や地鶏料理が楽しめるお店です。
囲炉裏の炭火で食べる牡丹鍋がとても人気で完全予約制となっています。
猪の肉は臭みや硬さが気になる方も少なくないかもしれませんが、とってもやわらかくて全く臭みもなく絶品とのこと!

いわや

 

知る人ぞ知る絶品ジビエの宝庫 岐阜県

岐阜県では、”動物の命を大切にしたい” ”岐阜県の魅力をもっと知ってほしい”と、「ぎふジビエ」という取り組みを行っており、様々な地域でジビエ産業が盛り上がっています。

ぎふジビエでは衛生管理のガイドライン、登録制度などを行っており、飲食店向けのキャンペーンなども実施してます。

ジビエ販売実績は全国で5番目に多い1億3800万円!
内訳としては鹿肉、イノシシ肉で大体半分ほどです。

岐阜ジビエの魅力
岐阜県は南北でまったく気候が違います。 北部の飛騨地方は山に囲まれており、冬は氷点下になるほど寒く、雪が多い地域です。 寒冷地の山の中で育った鳥獣は厳しい冬を前に栄養たっぷりのどんぐりや木の実をたくさん食べるので良質な脂が乗ったジビエとなります。 南部の美濃地方は美しい清流と山々に囲まれた自然豊かな地域です。自然豊かな野山で育った天然のお肉は、非常に味わい深いものです。

岐阜県でおすすめのジビエのお店

摘草料理 かたつむり

参照:ミナモTV

岐阜市の中心部から車で30分ほどの山中にありながら、予約が殺到する山県市にある郷土料理店「摘草料理 かたつむり」。
ここでは、店主自らが一年を通して山に入り採取する旬のきのこや、近隣に生息する熊や猪を使ったジビエ、そして山菜や川魚など自然が育んだ天然の美味を素材とする摘草料理が食べられます。
どれも野生味に溢れ、まさに「命をいただく」という言葉が心に染みる逸品ばかりです。

山の幸 うり坊屋

飛騨で獲れたジビエのみを使ったジビエ料理の専門店です。
飛騨で有名な猟師一家の「飛騨狩人工房」さんが経営しているお店で、他では楽しめない絶品「猟師めし」を食べることができます。2022年に少し大きなテナントに移転し、より多くのお客様に楽しんで頂けるようになりました。

飛騨狩人工房さんは、関ジャニ∞の冠番組である【関ジャニ∞クロニクルF】(フジテレビ系、毎週月曜23:00~)でも取り上げられた今注目の猟師一家、そしてジビエなんです。

店長はもちろん、ご家族でジビエの捕獲から解体、精肉、加工、販売までを一貫して行う猟師一家が提供するジビエ料理はどれも本当に味わい深く、猟師だからこそ知っている希少部位も多数あります!
美味しさを左右するのは”血抜き処理”と”精肉処理”と言われており、飛騨狩人工房さんは特にこの点にこだわりがあるためびっくりするほど臭みがなく、凝縮された肉の旨味が口いっぱいに広がります。

うり坊屋さんwebサイト

 

ジビエオンライン販売のご紹介

飛騨狩人工房さんのジビエはオンラインでも販売中です。
簡単に美味しい飛騨ジビエが食べられるよう、レシピやおすすめの食べ方の説明書も付いていますので、ぜひご自宅でも飛騨ジビエを♪

1番人気!本格派熊鍋

熊の脂が醤油と出汁ベースのスープに溶け出し、こんなスープは飲んだことが無い美味しさになります。セットの中には飛騨の野菜もたっぷり!
出汁と肉の脂で更に甘さが引き立ち、野菜も熊肉も箸が止まらなくなる最高の逸品です。

〆のうどんもセットに含まれてるので、美味しさが染み出した出汁を、ぜひとも最後の一滴までうどんと一緒に召しあがっていただきたいです!

他にも猪、鹿なども取り扱っており。焼肉や鍋用、串など様々なセットをご用意しております。

購入はヒダカラ商店まで